71PM009|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
染色法と濃染する部位の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
染色体分染法ごとに、濃染するDNA領域または構造を対応させます。
解説
Q分染法はquinacrine蛍光染色を用い、AT塩基対に富む領域が強く蛍光を発します。QバンドのパターンはGバンドと概ね対応し、染色体識別や構造異常の解析に用いられます。
C分染法はセントロメア周囲の構成的ヘテロクロマチン、NOR分染法は核小体形成部位のrRNA遺伝子領域を染めます。
選択肢の確認
1.C 分染法 ユークロマチン
誤り。
C分染法で濃染するのはセントロメア周囲の構成的ヘテロクロマチンで、ユークロマチンではありません。
2.G 分染法 GC 塩基
誤り。
G分染法では一般にATに富み遺伝子密度の低い領域が濃染し、GC塩基に富む領域ではありません。
3.NOR 分染法 テロメア
誤り。
NOR分染法はアクロセントリック染色体短腕の核小体形成部位を染め、テロメアではありません。
4.Q 分染法 AT 塩基
正しい。
Q分染法ではAT塩基対に富む領域が強く蛍光を発します。
5.姉妹染色体分染法 ヘテロクロマチン
誤り。
姉妹染色分体分染法は複製時に取り込ませたBrdUなどを利用して姉妹染色分体を染め分ける方法です。
覚えるポイント
- QバンドとGバンドはAT-rich領域が強調されます。
- Cバンドは構成的ヘテロクロマチンです。
- NORは核小体形成部位です。