71AM089|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
能動免疫はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
能動免疫は本人の免疫系が抗原刺激に応答して獲得し、受動免疫は完成した抗体を受け取ります。
解説
能動免疫は感染やワクチン接種により抗原刺激を受け、本人のB細胞・T細胞が応答して抗体や免疫記憶を形成するものです。成立まで時間を要しますが、一般に持続が長いことが特徴です。
免疫グロブリン製剤、胎盤を介する母体IgG、母乳中IgAは、完成した抗体を受け取る受動免疫です。即効性はありますが、免疫記憶は形成されません。
選択肢の確認
1.感染による抗体獲得
正しい。
感染によって本人の免疫応答が起こり抗体・記憶細胞を獲得するため、自然能動免疫です。
2.生ワクチン接種による抗体獲得
正しい。
生ワクチン接種により本人の免疫系が応答するため、人工能動免疫です。
3.免疫グロブリン製剤による抗体獲得
誤り。
免疫グロブリン製剤は完成した抗体を投与する人工受動免疫です。
4.胎盤を介した IgG 抗体の胎児への移行
誤り。
胎盤を介した母体IgGの移行は自然受動免疫です。
5.母乳に含まれる IgA 抗体の児への移行
誤り。
母乳中IgAの児への移行も自然受動免疫です。
覚えるポイント
- 感染は自然能動免疫です。
- ワクチンは人工能動免疫です。
- 抗体製剤・胎盤IgG・母乳IgAは受動免疫です。