71AM078|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
偏性細胞内寄生性を有するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
偏性細胞内寄生菌は、宿主細胞内でなければ増殖できない微生物です。
解説
図選択肢のうち、Orientia tsutsugamushiは偏性細胞内寄生性を示します。つつが虫病の原因菌で、ダニの一種であるツツガムシ幼虫によって媒介されます。発熱、発疹、刺し口が重要な臨床所見です。
Mycobacterium tuberculosisは細胞内で生存し得ますが、人工培地でも増殖できるため偏性細胞内寄生菌ではありません。Mycoplasmaも無細胞培地で培養可能です。
選択肢の確認
1.Bacteroides fragilis
誤り。
図選択肢1のBacteroides fragilisは偏性嫌気性菌ですが、偏性細胞内寄生菌ではありません。
2.Cryptococcus neoformans
誤り。
図選択肢2のCryptococcus neoformansは莢膜を持つ酵母様真菌で、偏性細胞内寄生性ではありません。
3.Mycobacterium tuberculosis
誤り。
図選択肢3のMycobacterium tuberculosisは細胞内で生存しますが、偏性細胞内寄生菌ではありません。
4.Mycoplasma pneumoniae
誤り。
図選択肢4のMycoplasma pneumoniaeは細胞壁を欠く細菌ですが、人工培地で増殖可能です。
5.Orientia tsutsugamushi
正しい。
図選択肢5のOrientia tsutsugamushiは偏性細胞内寄生菌です。
覚えるポイント
- Orientia tsutsugamushiは偏性細胞内寄生菌です。
- 結核菌は細胞内生存しますが偏性ではありません。
- 偏性細胞内寄生性と偏性嫌気性を混同しません。