71AM042|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
脂肪細胞から分泌されるのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
脂肪組織を内分泌臓器として捉え、代表的アディポカインを選びます。
解説
脂肪細胞は単なるエネルギー貯蔵細胞ではなく、レプチン、アディポネクチン、TNF-αなどのアディポカインを分泌する内分泌細胞です。
レプチンは視床下部へ作用して摂食を抑制し、エネルギー消費を促します。アディポネクチンはインスリン感受性を高め、抗炎症・抗動脈硬化作用を持ち、肥満では低下しやすいのが特徴です。
選択肢の確認
1.レプチン
正しい。
レプチンは脂肪細胞から分泌され、脂肪量を中枢へ伝えます。
2.インスリン
誤り。
インスリンは膵β細胞から分泌されます。
3.ガストリン
誤り。
ガストリンは胃前庭部のG細胞などから分泌されます。
4.インクレチン
誤り。
インクレチンであるGLP-1やGIPは腸管内分泌細胞から分泌されます。
5.アディポネクチン
正しい。
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌され、インスリン感受性改善などに関与します。
覚えるポイント
- 脂肪細胞由来はレプチンとアディポネクチンです。
- レプチンは食欲抑制、アディポネクチンはインスリン感受性改善に関与します。
- 肥満ではアディポネクチンが低下しやすいです。