70PM053|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
キシレンの性質で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
キシレンの溶解性と、有機溶剤としての危険性を理解します。
解説
キシレンは病理標本作製で透徹剤として用いられる芳香族炭化水素です。パラフィンや樹脂を溶かしますが、水とは混ざりにくく、水溶性ではありません。
揮発性と引火性があり、蒸気吸入や皮膚接触により中枢神経症状、皮膚・粘膜刺激などを起こします。ドラフト内作業、換気、保護手袋・保護眼鏡、密閉保管、火気管理が必要です。
労働安全のポイント
「よく溶かす溶剤」であっても、水に溶けるとは限りません。
選択肢の確認
1.引火性
記述としては正しい。
記述としては正しいです。キシレンは可燃性の有機溶剤で、火気を避けて扱います。
2.水溶性
正答。記述としては誤り。
キシレンは水にほとんど溶けないため、水溶性という記述が誤りです。
3.生殖毒性
記述としては正しい。
記述としては正しいです。安全データシートに従い、生殖毒性を含む有害性に配慮して曝露を管理します。
4.皮膚刺激性
記述としては正しい。
記述としては正しいです。脱脂作用があり、皮膚刺激・皮膚炎を起こし得ます。
5.呼吸器有毒性
記述としては正しい。
記述としては正しいです。蒸気吸入は気道刺激や全身毒性を起こすため、局所排気が必要です。
覚えるポイント
- キシレンは非水溶性です。
- 引火性があり、換気と火気管理が必要です。
- 皮膚・呼吸器曝露を防ぐためPPEとドラフトを用います。