70PM045|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
子宮体癌で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
子宮体癌の組織型、好発年齢、危険因子を子宮頸癌と区別します。
解説
子宮体癌の多くは子宮内膜由来の腺癌です。閉経前後から高齢女性に多く、肥満、糖尿病、未経妊、無排卵、エストロゲン単独の長期曝露などが危険因子となります。
わが国では生活様式や生殖行動の変化などを背景に患者数が増加してきました。HPV感染と強く関係するのは主に子宮頸癌です。子宮体癌では不正性器出血が重要な症状です。
ひっかけポイント
子宮頸癌=扁平上皮癌・HPV、子宮体癌=腺癌・エストロゲン関連と整理します。
選択肢の確認
1.扁平上皮癌が多い。
誤り。
子宮体癌の大部分は類内膜癌などの腺癌です。扁平上皮癌が多いのは主に子宮頸癌です。
2.好発年齢は 30 歳代である。
誤り。
好発は閉経前後以降で、30歳代が中心ではありません。
3.我が国の患者数は減少傾向にある。
誤り。
わが国の子宮体癌患者数は減少ではなく、長期的に増加傾向を示してきました。
4.エストロゲンの長期投与がリスクとなる。
正しい。
エストロゲンにプロゲステロンの拮抗がない長期曝露は、子宮内膜増殖を促し子宮体癌のリスクになります。
5.ヒトパピローマウイルス感染に関係する。
誤り。
HPV感染は子宮頸癌と強く関連します。子宮体癌の代表的原因ではありません。
覚えるポイント
- 子宮体癌は腺癌が多いです。
- 危険因子は無拮抗エストロゲン曝露です。
- HPVとの関連が強いのは子宮頸癌です。