70PM028|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
MRI 検査で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
MRIの基本信号と、MRA・拡散強調像・T2*強調像の特徴を整理します。
解説
MRIでは撮像条件により組織コントラストが変わります。一般にT1強調像では脂肪が高信号、T2強調像では水が高信号です。拡散強調像は水分子拡散の制限に敏感で、超急性期脳梗塞の早期検出に有用です。
MRAはtime-of-flight法やphase contrast法など、造影剤を使わない方法でも血管を描出できます。T2*強調像は磁化率効果に敏感で、出血・ヘモジデリンや石灰化などで信号低下を捉えやすい撮像です。
ひっかけポイント
「MRA=必ず造影」ではありません。非造影MRAは日常的に用いられます。
選択肢の確認
1.T2 強調画像では水は高信号に描出される。
記述としては正しい。
記述としては正しいです。T2強調像では自由水の多い液体や浮腫が高信号になりやすいです。
2.T1 強調画像では脂肪は高信号に描出される。
記述としては正しい。
記述としては正しいです。T1強調像では脂肪が高信号となるのが基本です。
3.MR アンジオグラフィ〈MRA〉には造影剤を要する。
正答。記述としては誤り。
MRAには非造影のTOF法やPC法があり、造影剤を必須とする記述は誤りです。
4.拡散強調画像では超急性期脳梗塞巣の描出が可能である。
記述としては正しい。
記述としては正しいです。拡散強調像は超急性期脳梗塞で早期に高信号を示します。
5.T2* 強調画像は T2 強調画像より出血・石灰化の検出に鋭敏である。
記述としては正しい。
記述としては正しいです。T2*強調像は磁化率変化に鋭敏で、出血や石灰化の検出に有用です。
覚えるポイント
- T1は脂肪、T2は水が高信号です。
- MRAは非造影でも撮像できます。
- DWIは超急性期梗塞、T2*は出血・磁化率変化に有用です。