70PM009|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
染色体で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
染色体、セントロメア、テロメア、姉妹染色分体、ヌクレオソームを区別します。
解説
ヒト体細胞は46本、23対の染色体を持ちます。染色体中央付近の一次狭窄部はセントロメアで、ここに動原体が形成されます。染色体末端はテロメアで、末端DNAを保護します。
ヌクレオソームは、ヒストンH2A、H2B、H3、H4が各2分子からなるヒストン8量体にDNAが巻き付いたクロマチンの基本単位です。DNA複製後に同一染色体から生じる二本は姉妹染色分体で、父由来・母由来の対応する染色体が相同染色体です。
ひっかけポイント
セントロメアは中央のくびれ、テロメアは両端です。
選択肢の確認
1.ヒト体細胞の染色体数は 23 である。
誤り。
ヒト体細胞の染色体数は46本、すなわち23対です。23本なのは正常配偶子です。
2.染色体の両端部は動原体蛋白に覆われている。
誤り。
染色体両端を覆うのはテロメア関連構造です。動原体蛋白はセントロメア領域に形成されます。
3.染色体中心部のくびれた DNA 領域をテロメアという。
誤り。
中心部のくびれた領域はセントロメアです。テロメアは染色体の両端です。
4.ヌクレオソームは DNA 鎖とヒストン 8 量体から成る。
正しい。
ヌクレオソームはDNA鎖とヒストン8量体からなるため、正しい記述です。
5.1 本の染色体から複製された染色体を相同染色体と呼ぶ。
誤り。
一本の染色体を複製して生じるのは姉妹染色分体です。相同染色体は父由来と母由来の対応する染色体です。
覚えるポイント
- 体細胞は46本、配偶子は23本です。
- 中央のくびれはセントロメア、両端はテロメアです。
- ヌクレオソームはDNAとヒストン8量体です。