70AM075|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
バイオセーフティレベル〈BSL〉3 対応が必要なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
病原体の感染経路と検査室内曝露リスクから、必要なバイオセーフティレベルを判断します。
解説
Histoplasma capsulatumは二形性真菌で、培養菌の分生子を吸入すると検査室感染を起こす危険があります。培養操作ではエアロゾル曝露のリスクが高いため、BSL3対応が必要です。
BSL3では、立入制限、陰圧管理、生物学的安全キャビネット、適切な個人防護具などにより、吸入感染リスクを管理します。
選択肢の確認
1.Aspergillus fumigatus
誤り。
選択肢1はAspergillus fumigatusです。日和見感染を起こしますが、通常の検査室取扱いで本問のBSL3対象ではありません。
2.Candida glabrata
誤り。
選択肢2はCandida glabrataです。通常BSL2で扱われます。
3.Histoplasma capsulatum
正しい。
選択肢3はHistoplasma capsulatumです。培養菌の吸入による検査室感染リスクがあり、BSL3対応が必要です。
4.Pneumocystis jirovecii
誤り。
選択肢4はPneumocystis jiroveciiです。通常の培養操作でBSL3を必要とする病原体ではありません。
5.Trichophyton rubrum
誤り。
選択肢5はTrichophyton rubrumです。皮膚糸状菌で、通常BSL2以下の管理で扱われます。
覚えるポイント
- Histoplasma capsulatumはBSL3です。
- 二形性真菌の培養では分生子吸入に注意します。
- BSL3は陰圧・安全キャビネット・立入制限が基本です。