70AM069|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
β‑ラクタム系抗菌薬はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・3
正答
2、3
この問題のポイント
β-ラクタム環を持ち、細胞壁合成を阻害する抗菌薬を選びます。
解説
β-ラクタム系抗菌薬は、ペニシリン結合蛋白に結合してペプチドグリカンの架橋形成を阻害します。カルバペネム系のメロペネムと、第三世代セフェム系のセフォタキシムが該当します。
作用点が細胞壁であるため、細胞壁を持たない微生物には基本的に無効です。耐性機序にはβ-ラクタマーゼ産生、標的変化、外膜透過性低下などがあります。
選択肢の確認
1.コリスチン
誤り。
コリスチンはポリミキシン系で、グラム陰性菌の外膜・細胞膜を障害します。
2.メロペネム
正しい。
メロペネムはカルバペネム系β-ラクタム薬です。
3.セフォタキシム
正しい。
セフォタキシムは第三世代セフェム系β-ラクタム薬です。
4.シプロフロキサシン
誤り。
シプロフロキサシンはフルオロキノロン系で、DNAジャイレースやトポイソメラーゼⅣを阻害します。
5.クロラムフェニコール
誤り。
クロラムフェニコールは50Sリボソームに作用し、蛋白合成を阻害します。
覚えるポイント
- メロペネムはカルバペネム、セフォタキシムはセフェムです。
- β-ラクタム薬は細胞壁合成を阻害します。
- キノロンは核酸合成、クロラムフェニコールは蛋白合成を阻害します。