70AM055|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
石灰沈着を伴いやすい腫瘍はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
石灰化を伴いやすい腫瘍と、砂粒体の出現を結び付けます。
解説
髄膜腫では、腫瘍細胞の渦巻状配列とともに同心円状の石灰化である砂粒体がみられることがあります。画像検査でも石灰化を伴う境界明瞭な硬膜付着性腫瘤として認められます。
石灰沈着は壊死部や分泌物にも起こり得ますが、選択肢の中で典型的に石灰化を伴う腫瘍は髄膜腫です。
選択肢の確認
1.脂肪腫
誤り。
脂肪腫は成熟脂肪細胞からなる良性腫瘍で、石灰化は典型所見ではありません。
2.髄膜腫
正しい。
髄膜腫は砂粒体を形成し、石灰化を伴いやすいため正しいです。
3.肝細胞癌
誤り。
肝細胞癌は動脈性濃染や門脈浸潤などが重要で、石灰化は代表的所見ではありません。
4.子宮頸癌
誤り。
子宮頸癌では石灰化は典型的な特徴ではありません。
5.悪性黒色腫
誤り。
悪性黒色腫ではメラニン色素が特徴で、石灰化は代表所見ではありません。
覚えるポイント
- 髄膜腫では砂粒体がみられます。
- 砂粒体は同心円状の石灰化です。
- 石灰化を伴う腫瘍の典型として髄膜腫を覚えます。