38AM9|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
内分泌臓器と分泌ホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、内分泌臓器とホルモンの対応が問われています。
問い方は「誤っているのはどれか。」です。したがって、正答の選択肢は、記述内容としては誤りです。
解説
内分泌臓器は、それぞれ特徴的なホルモンを分泌します。
重要な対応は次のとおりです。
- 精巣:アンドロゲン
- 膵臓:インスリン、グルカゴン
- 下垂体:成長ホルモン、プロラクチン、ACTH、TSH、LH、FSHなど
- 甲状腺:トリヨードサイロニン、サイロキシン、カルシトニン
- 副甲状腺:副甲状腺ホルモン
カルシトニンは甲状腺のC細胞から分泌され、血中カルシウム濃度を下げる方向に働きます。
副甲状腺から分泌される代表的なホルモンは副甲状腺ホルモンです。副甲状腺ホルモンは血中カルシウム濃度を上げる方向に働きます。
ひっかけポイント
カルシウム調節では、甲状腺のカルシトニンと副甲状腺の副甲状腺ホルモンを混同しやすいです。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
精巣はアンドロゲンを分泌します。代表はテストステロンです。
2.記述としては正しい。
膵臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンが分泌され、血糖を下げる方向に働きます。
3.記述としては正しい。
プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳汁分泌に関与します。
4.記述としては正しい。
甲状腺はトリヨードサイロニンを分泌します。T3とも呼ばれ、代謝を調節します。
5.正答。記述としては誤り。
カルシトニンは副甲状腺ではなく、甲状腺のC細胞から分泌されます。副甲状腺から分泌されるのは副甲状腺ホルモンです。
覚えるポイント
- 膵臓はインスリンを分泌する。
- 甲状腺はトリヨードサイロニンやカルシトニンを分泌する。
- 副甲状腺は副甲状腺ホルモンを分泌する。
- カルシトニンは血中カルシウムを下げる方向、副甲状腺ホルモンは上げる方向に働く。
- 透析患者ではカルシウム、リン、副甲状腺ホルモンの管理が重要になる。