R07B132|令和7年度 准看護師試験 過去問
母子看護妊娠・分娩・産褥分娩・産褥の経過
産瘤の特徴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、新生児にみられる産瘤の特徴が問われています。
産瘤は、分娩時に胎児の先進部が産道から圧迫されることで生じる皮下組織の浮腫です。頭位分娩では、頭部の先進部にみられることが多いです。
解説
産瘤は、分娩時の圧迫により、胎児の先進部にできる浮腫です。出生時からみられることが多く、骨縫合を越えて広がることがあります。多くは自然に吸収され、数日で軽快します。
産瘤と間違えやすいものに頭血腫があります。頭血腫は骨膜下の出血であり、骨縫合を越えません。出生後しばらくして目立ってくることがあり、吸収過程で黄疸が強くなることがあります。
ひっかけポイント
産瘤は「浮腫」「先進部」「出生時からみられやすい」、頭血腫は「骨膜下出血」「骨縫合を越えない」「黄疸に注意」と区別します。
准看護師としては、腫脹の部位、大きさ、硬さ、皮膚色、増大の有無、哺乳状態、黄疸の程度を観察し、異常があれば報告します。
選択肢の確認
1.先進部にできる。
正しい。
産瘤は、分娩時に産道から圧迫を受けた先進部にできる浮腫です。頭位では頭部にみられることが多く、この記述は産瘤の特徴として正しいです。
2.黄疸の原因となる。
誤り。
黄疸の原因として注意するのは、主に頭血腫の吸収過程です。産瘤は浮腫であり、黄疸の原因として代表的に問われるものではありません。
3.骨膜下の出血である。
誤り。
骨膜下の出血は頭血腫の説明です。産瘤は出血ではなく、先進部に生じる皮下組織の浮腫です。
4.出生翌日以降に大きくなる。
誤り。
産瘤は出生時からみられることが多く、通常は時間とともに軽快します。出生後に目立ってくる、または大きくなるものとしては頭血腫を考えます。
覚えるポイント
- 産瘤は、分娩時の圧迫で先進部にできる浮腫です。
- 産瘤は骨縫合を越えることがあります。
- 頭血腫は骨膜下出血で、骨縫合を越えません。
- 頭血腫では黄疸の増強に注意します。