R06A146|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神看護精神疾患の理解緊張病症状・カタレプシー
カタレプシー(強硬症)はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、カタレプシー(強硬症)の特徴が問われています。
カタレプシーは、不自然な姿勢をとらせると、その姿勢を長く保ち続ける状態です。
解説
カタレプシー、強硬症は、緊張病症状の一つとしてみられることがあります。
患者の身体をある姿勢にすると、不自然で苦しそうに見える姿勢であっても、そのまま保持し続ける状態です。統合失調症や気分障害などでみられることがあります。
看護では、同じ姿勢が続くことによる循環障害、褥瘡、関節拘縮、脱水、栄養不足、排泄障害に注意します。無理に動かすのではなく、医師や看護師と連携し、安全と安楽を確保します。
精神看護の観察ポイント
姿勢保持、筋緊張、食事・水分摂取、排泄、発汗、発熱、意識状態、呼びかけへの反応を観察します。急な変化や身体合併症の兆候は報告します。
選択肢の確認
1.意識はあるのに刺激に反応しない。
誤り。
これは昏迷などを示す説明に近いです。カタレプシーは不自然な姿勢を保つことが特徴です。
2.不自然な姿勢を持続している状態である。
正しい。
カタレプシーは、身体が不自然な姿勢のまま保持される状態です。強硬症ともいいます。
3.意図のない特定の行為(運動)が繰り返される。
誤り。
これは常同症に近い説明です。同じ動作を反復する状態を示します。
4.相手の言ったことや表情をまねする。
誤り。
相手の言葉をまねるのは反響言語、動作をまねるのは反響動作として整理します。
覚えるポイント
- カタレプシーは不自然な姿勢を持続する状態です。
- 常同症は同じ行為を繰り返す状態です。
- 反響言語や反響動作は相手のまねをする症状です。
- 同一姿勢による褥瘡、拘縮、脱水に注意します。