33AM41|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・診察睡眠障害・構成失行・身体計測・脈拍
身体計測について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、身体計測における周径測定の基本部位と肢位が問われています。
周径は、筋萎縮、浮腫、腫脹、左右差、リハビリ経過などを評価するために用います。測定部位と肢位を一定にしないと、正確な比較ができません。
解説
前腕周径は、前腕の最も太い部位、つまり最大膨隆部で測定します。前腕筋群の筋量や浮腫の変化をみるときに重要です。
周径測定では、毎回同じ姿勢、同じ部位、同じ巻き方で測定します。メジャーを強く締めすぎると小さく出て、ゆるすぎると大きく出るため注意します。
上腕、大腿、下腿も測定部位が決まっていますが、選択肢の記述では前腕周径の測定法が正しいです。
ひっかけポイント
「最大膨隆部」は前腕周径や下腿周径でよく使う表現です。骨の高さだけで測るものと混同しないようにします。
選択肢の確認
1.上腕周径は肘関節屈曲位で測る。
誤り。
上腕周径は、通常、上肢を自然に下垂させた状態など、一定の肢位で測定します。肘関節屈曲位で測ると筋の形や緊張が変わり、比較に適しません。
2.前腕周径は最大膨隆部で測る。
正しい。
前腕周径は前腕の最大膨隆部で測定します。前腕筋群の太さや左右差をみるための基本的な測定法です。
3.大腿周径は膝関節屈曲位で測る。
誤り。
大腿周径は膝関節を屈曲させて測るのではなく、測定部位を決めて一定の肢位で測定します。膝関節屈曲位では筋の状態が変わり、正確な比較がしにくくなります。
4.下腿周径は腓骨頭の高さで測る。
誤り。
下腿周径は一般に下腿最大膨隆部などを基準に測定します。腓骨頭の高さは下腿周径の代表的測定部位としては不適切です。
覚えるポイント
- 周径測定では、測定部位と肢位を毎回そろえます。
- 前腕周径は最大膨隆部で測定します。
- メジャーは皮膚に沿わせ、締めすぎないようにします。
- 左右差や経時変化をみるため、記録には測定部位も残します。