33AM25|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
生理学血液・循環・呼吸血漿・肺循環・酸素飽和度
肺循環について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肺循環における血液の流れと、肺動脈・肺静脈の違いが問われています。
肺循環では、右心室から肺動脈へ静脈血が送られ、肺で酸素化された血液が肺静脈を通って左心房へ戻ります。
解説
肺循環の流れは次の通りです。
右心室 → 肺動脈 → 肺毛細血管 → 肺静脈 → 左心房
肺動脈は「動脈」という名前ですが、運んでいる血液は酸素が少ない静脈血です。肺でガス交換が行われ、肺静脈は酸素を多く含む動脈血を左心房へ運びます。
肺循環は低圧系です。肺動脈圧は大動脈圧より低く、肺の血管に過度な圧がかからないようになっています。
ひっかけポイント
肺循環では、肺動脈が静脈血、肺静脈が動脈血を運びます。名前と血液の酸素量が逆に見えるので注意します。
選択肢の確認
1.門脈によって体循環とつながる。
誤り。
門脈は消化管などから肝臓へ血液を運ぶ血管です。肺循環と体循環の接続を担うものではありません。
2.肺静脈は右心房に血液を運ぶ。
誤り。
肺静脈は肺で酸素化された血液を左心房へ運びます。右心房ではありません。
3.肺動脈は静脈血を運ぶ。
正しい。
肺動脈は右心室から肺へ静脈血を運びます。肺循環の基本事項です。
4.肺動脈の血圧は大動脈の血圧より高い。
誤り。
肺循環は低圧系であり、肺動脈圧は大動脈圧より低いです。
覚えるポイント
- 肺循環は右心室から始まり、左心房へ戻ります。
- 肺動脈は静脈血を運びます。
- 肺静脈は動脈血を左心房へ運びます。
- 肺循環は体循環より低圧です。