33AM21|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学臓器解剖卵巣・心臓・甲状腺
甲状腺について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、甲状腺の位置、組織構造、血管支配が問われています。
甲状腺は多数の濾胞からなり、濾胞内にコロイドを蓄え、甲状腺ホルモンの合成・貯蔵に関係します。
解説
甲状腺は頸部前面にある内分泌腺で、左右の葉と峡部からなります。組織学的には多数の濾胞で構成され、濾胞上皮細胞が甲状腺ホルモンを産生します。
上皮小体は甲状腺の後面に存在する小さな内分泌腺です。甲状腺の前面ではありません。
また、甲状腺は喉頭と気管の前外側に位置しますが、全周を囲むわけではありません。上甲状腺動脈は外頸動脈の枝であり、鎖骨下動脈の枝ではありません。
ひっかけポイント
上皮小体は甲状腺の後面、上甲状腺動脈は外頸動脈の枝です。位置と血管をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.前面に上皮小体がある。
誤り。
上皮小体は通常、甲状腺の後面にあります。前面にあるという記述は不適切です。
2.組織内に多数の濾胞がある。
正しい。
甲状腺は多数の濾胞からなる内分泌腺です。濾胞は甲状腺ホルモンの合成・貯蔵に関係します。
3.喉頭と気管の移行部全周を囲む。
誤り。
甲状腺は喉頭下部から気管上部の前外側に位置しますが、喉頭と気管の移行部を全周性に囲むわけではありません。
4.上甲状腺動脈は鎖骨下動脈の枝である。
誤り。
上甲状腺動脈は外頸動脈の枝です。鎖骨下動脈に由来するのは、下甲状腺動脈が出る甲状頸動脈幹と関連して整理します。
覚えるポイント
- 甲状腺は多数の濾胞からなります。
- 上皮小体は甲状腺の後面にあります。
- 上甲状腺動脈は外頸動脈の枝です。
- 下甲状腺動脈は甲状頸動脈幹に由来します。