32AM31|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
生理学神経筋・反射・感覚骨格筋収縮・屈曲反射・外側膝状体
脊髄に反射中枢が存在するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、反射の中枢がどこにあるかを区別します。
屈曲反射は、痛み刺激などに対して手足を引っ込める脊髄反射です。
解説
屈曲反射は、侵害刺激を受けたときに、その部位を刺激から遠ざけるために屈筋を収縮させる反射です。反射中枢は脊髄にあります。
たとえば熱いものに触れたとき、意識的に考える前に手を引っ込める反応は、脊髄反射として起こります。痛覚情報が脊髄後角に入り、介在ニューロンを介して運動ニューロンを興奮させます。
嚥下反射は延髄、立ち直り反射や緊張性頸反射は脳幹など上位中枢が関与します。
ひっかけポイント
痛み刺激から手足を引っ込める反射は脊髄反射です。嚥下は延髄と覚えます。
選択肢の確認
1.屈曲反射
正しい。
屈曲反射は脊髄に反射中枢があります。侵害刺激から四肢を引っ込める防御反射です。
2.嚥下反射
誤り。
嚥下反射の中枢は延髄にあります。食塊を咽頭から食道へ送るための複雑な反射です。
3.立ち直り反射
誤り。
立ち直り反射は姿勢制御に関係し、脳幹など上位中枢が関与します。脊髄反射としては屈曲反射が適切です。
4.緊張性頸反射
誤り。
緊張性頸反射は頸部の位置変化に伴う姿勢反射で、脳幹レベルの反射として整理します。脊髄に反射中枢があるものではありません。
覚えるポイント
- 屈曲反射は脊髄反射です。
- 嚥下反射は延髄が中枢です。
- 姿勢反射は脳幹など上位中枢が関与します。
- 反射問題では、刺激、反応、中枢をセットで整理します。